2013年12月23日

S&T Beretta ARX160 メカボ tre

S&T Beretta ARX160 メカボ tre

メカボを開けたいと思います。
前回の記事を参照にメカボ周りの備品を取り外してください。

5か所のプラスネジを外してください。
ネジは上質なのか結構しっかりとした造りです。WE製品のネジはとても潰れやすかったので期待はしていなかったのですが、嬉しい誤算。
S&T Beretta ARX160 メカボ tre

上部後端のネジのみ長め。
他は同じサイズのネジが使われていました。
S&T Beretta ARX160 メカボ tre

開けました。
中華製品はグリスべったりと聞いていたのですが、そのようなことはなくとても綺麗に思えます。

右端にネジが写っており金色のカラーとともにワッシャーが入っていますが、本来ワッシャーは入れません。カラーのみです。紛らわしくて申し訳ない。失くさないようにセットにしているだけです。
S&T Beretta ARX160 メカボ tre

ある程度グリスアップはされています。
ただ、グリスの質はあまり良いとは言えず、気になる方は洗浄して再グリスアップした方がよさそうです
S&T Beretta ARX160 メカボ tre

ギアにシムが乗っていますが元から入ってました。
S&T Beretta ARX160 メカボ tre

シム調整がめんどうだという人はこのまま戻してもよさそうです。
S&T Beretta ARX160 メカボ tre

ギアはCNCとのことです。
S&T Beretta ARX160 メカボ tre

スパーギア、セクターギアの軸受けはメタル。
べベルギアのみ7mmベアリング仕様。いずれもメカボに圧入されているようでポロポロ外れることはありません。
S&T Beretta ARX160 メカボ tre

一つ気になるのがベアリングがメカボに完全に埋まりきっておらず、スパーギアが干渉します。
かさ上げしてやりたいのですが、そうするとセクターギアの余裕がなくなってしまう…
S&T Beretta ARX160 メカボ tre

メカボの精度は申し分なく、ずれ等はありませんでした。
S&T Beretta ARX160 メカボ tre


タペットプレートのスプリングの向きを間違えないように。
S&T Beretta ARX160 メカボ tre


シリンダーユニットです。
S&T Beretta ARX160 メカボ tre


ピストンは1枚のみメタル
S&T Beretta ARX160 メカボ tre

ピストンヘッドです
S&T Beretta ARX160 メカボ tre

シリンダー
S&T Beretta ARX160 メカボ tre

ノズルは長め
S&T Beretta ARX160 メカボ tre


こちらはトリガーとスイッチを繋ぐバーです。
位置関係を把握してから取り外すことをおすすめします。
組み立てではトリガー周りに苦戦しますので…
S&T Beretta ARX160 メカボ tre

カットオフレバーです。スプリングを失くさないように!
S&T Beretta ARX160 メカボ tre


ちなみにメカボを封印しているシールはS&Tのホログラム仕様。
マルイのAUGなんてセロテープだったのに…なんでこんなところにオシャレ要素取り入れてるんだろうか。
S&T Beretta ARX160 メカボ tre



無理してメカボを開ける必要はないかと思います。
グリスもいうほどべったりではないですし、シムもある程度適正にとれています。
初速を計ったり、ゲームで使ってみて違和感やトラブルが起こらない限り箱出しでも充分といえるスペックを持っています。

ただ、現在室内で撃っただけの感想になりますがトリガーの切れはかなり悪いです。
セミオート主体で戦う人にとってはかなり厳しいかと…
通電レール+バーを介したマイクロスイッチが組み合わさったことでノーマルの次世代M4以上にトリガーがかぶります。
セミオート戦でトリガーがロックするのは致命的ですし。。

フルオートで撃つ分には問題は見られなかったのでそのままフィールドに持って行っても使えると思いますよ。
メカボを開けずにスプリング交換できるので簡単に初速を調整することもできますし

今後はピストン周りをすべて交換して、時間があれば通電レールを廃して配線を引きなおそうと思っています。
スポーツラインの160はデフォで配線仕様なので日本での発売が待ち遠しいです。
バレルも短く、通電レールが配線仕様となってメカボも塗装なしとあればかなり価格も期待できるのではないでしょうか??

S&T Beretta ARX160 メカボ tre




タグ :ARX-160

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Posted by 白狼  at 15:38 │Comments(7)ARX-160内部

この記事へのコメント
記事の内容とはちょっと話がずれてしまうのですが、イタリア軍が使うARXとS&TのARXが微妙に形が違うのですが何かそれについて知っていることはありますか? 

私が気付いた点はグリップ、セレクター、上部のピカティニレイルの形状が微妙に違っていました。
Posted by EdelweißEdelweiß at 2013年12月23日 17:05
おそらくですがイタリア軍の特殊部隊が使ってる中にはARX-160A2が配備されているのだと思います。

アルピニがたまに持っているTANカラーの160はA2かと思われます。
ご指摘の通り、グリップの造形やセレクターの形状などに変化が見られます。アッパーレールの固定方法も違うようです。
サイドレールも延長されていて使い勝手がよさそうです。

一時期、黒が初期型でTANがA2として電動ガン化されるなんて話もありましたが結局どちらの色も初期型でモデルアップされました。
特殊部隊好きとしては残念な話であります。
Posted by 白狼白狼 at 2013年12月23日 17:57
う~む 私が指摘したイタリア軍のARXとは一般部隊が使っているA1タイプの事でして、よく考えてみましたら恐らく電動ガンとしてモデルアップしたのはプロトタイプなのではないかと思いました。 

根拠としてはS&Tモデルのセレクターは実銃では兵器ショーでの画像ぐらいしか映っていません。 

さらに民間が使うARXとイタリア軍のARXは微妙にまた違う点がありましたので「イタリア軍モデル」というのが存在するかもしれません。 

ただ一番ガッカリだったことは「ARX160」のロゴが実銃のと微妙に違うことでした
Posted by EdelweißEdelweiß at 2013年12月23日 18:28
プロトタイプと言われましたら確かに納得できますね。
また、民間向けのARX-100も160とは外観がまた違うように見えます。

S&T160のグリップデザインもどのモデルを参考にしたのかよくわかりませんし…
もしかしたら現行モデルの製品化ができなかったのではないかと妄想を膨らませてしまいます(笑)
色々な制約もあるでしょうし仕方ないとはいえせっかくライセンスがとれているなら刻印までしっかり作りこんで欲しかったですね~
Posted by 白狼白狼 at 2013年12月23日 19:00
僕も買ったのですが、セミでスイッチがオフになりません。これはどういうことなのでしょうか?
Posted by yuu at 2014年01月24日 18:04
申し訳ないです。解決しました。。。カットオフレバーのスプリングが抜けていました。。。なくすなとかいてあったのに。。。

ところでスイッチの押さえの金具が僕のは色がなかったのですがロットの問題でしょうか?もし相違点があればここに書きますね^^
Posted by yuu at 2014年01月24日 18:32
yuuさんこんばんは!
自己解決できたようで何よりです!!
メカボは一つでもパーツが抜けるとすぐ動作不良を起こしますよね(笑)
私もタペットプレートのスプリングを何回入れ忘れたことか…

押さえ金具というのはネジ三本で止まっているプレートのことでしょうか?
だとしたらロットの違いかもしれません。次期ロットであれば組み上がりの質がいいはずなので羨ましいです。
お金さえあればもう一丁欲しいところですねぇ
Posted by 白狼白狼 at 2014年01月24日 20:09
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